再び「おくりびと」を見て

以前、テレビで「おくりびと」を見てとても良かったので
年末年始の休暇中にＤＶＤでまた見ました。

モッくんの表情の移り変わりに引きこまれました。

プロのチェロ演奏者だったのに楽団が解散し失業してしまう
驚きの表情や、その後の納棺師になりたてで周りの人から
「人の死を処理する仕事」という事で嫌われているつらさや戸惑いからの
おどおどした自信のない表情。
そして仕事に誇りを持ちお亡くなりになった人々を見送る納棺師として
堂々と自信に満ちた表情へ変わっていく様は、見ていて晴れ晴れとしました。

そして親族の方々の満足を得る儀式をとり行う
モッくんのりりしく真剣な表情に
思わず「私もこういう人に送ってもらいたい」と感じました。

テレビと違いコマーシャルも入らず、ノーカットでしたので
チェロの演奏が長く流れていて荘厳な気持ちになりました。

やはり「おくりびと」は人の心に満足をあたえてくれる
素晴らしい作品であると思いました。


ｂｙ店長