「○○のフエ」で思う事

最近スポーツで「○○のフエ」と言われる身びいきを
するような判定をする試合が現実となっています。


一つは、最近行われたハンドボールのオリンピック予選の試合でした。
例えば、中東の選手が日本の選手に対して反則の行為を
（わざと足をひっかける）したら、審判がフエを吹き、転ばされた
日本の選手にペナルティをつけ、中東の得点になると、判定しました。
試合中ずっと同様の判定で日本は、負けてしまいました。

その後、国際ハンドボール連盟より再試合の裁定となっていますが、
いろいろ問題が起きています。


二つ目は、女子アマレスの吉田沙緒里選手が、それまで118連勝
していました。
今回、ワールドカップの試合でアメリカ人選手との試合でアジアの主審が
吉田選手の勝利を告げようとしたところ、北米国の副審が講義をし、
判定が逆転して負けてしまいました。

多くの専門家の間では、吉田選手は勝っていると言われています。
吉田選手は、記者会見で「次は絶対勝つ」と言うのが精一杯で
くやしさのあまり号泣していました。


いずれも背景にナショナリズムが絡んでいて
「なんとしても自分達の民族をアピールしたい、しなければならない」
という考えが支配する時代に入って来た様に思います。


自分をアピール、主張するには、オシャレなブランド品を上手にコーディネイト
して、センスやファッションで表現する事で満足してもらいたいものです。


それにしても、スポーツマン精神にのっとり、真剣に戦っている選手達が気の毒です。
スポーツは、やはり神聖なものであってほしいですね。


ｂｙ店長