オリンピックが終わって思う事その2

ロシアでは、バンクーバーオリンピックで金メダルの数が少ないという事で
メドベージェフ大統領が、ロシアオリンピック協会幹部の解任を通告して
実行する姿勢を見せました。

一方、日本では、金メダルを取る事ができなくてもＪＯＣ幹部は、責任をとって
解雇されることもありません。
この扱いが、どことなくＪＯＣ幹部が組織を運営する事によって
結果を出すという本来の姿から外れていて、選手、コーチが批判の目に
さらされる事のが多い気がします。

また、前回の2008年北京オリンピックでどれだけ強化のために資金を投じたかが
出ていました。
韓国は107億、日本は27億で最も少なく、橋本聖子団長が「もっと予算を。」と
言っていました。

そして、ふと思ったのですが、石原都知事のオリンピック招致に投じた予算です。
どう考えても勝ち目のない招致合戦に予算を数100億も投じました。
なぜ、オリンピックの強化に使わなかったのかがとても疑問に思ってしまいます。

選手に対して「国を思って戦わないからだ。」とか「銅メダルはメダルではない。」と
言うのなら、なおオリンピック強化へ資金を投じるべきだったのではないかと
思ってしまいました。

マスコミも国にスポーツ予算の増額を責めるよりも、
予算の配分のしかた、ＪＯＣの制度の見直し、オリンピック招致やめさせるような
提言をしてもらいたいですね。


ｂｙアッキー