ゴミの取り合いにビックリ！

先日、「ガイアの夜明け」を見ました。
私達が分別ゴミとして出したペットボトルがどうなっているのか
というのをやっていました。
内容は、日本の業者と中国の業者と取り合いになっており、日本の業者が
負けて倒産しているとの事で驚いてしまいました。

例えば、横浜市民はペットボトルを洗って分別して出しており、
市がそれを回収してリサイクル業者に売っていました。

しかし、中国のリサイクル業者があらわれて、日本の業者の2倍の価格で
買い取るとの事です。
市は、回収分の8割を中国の業者へ、2割を日本の業者に売るようになりました。

横浜市は、高く売った方が市の節税となるので当然の行動だとしています。
すると、日本のリサイクル業者は政府の認定を受けて、15億円もの出資をして
工場を建てたのに、ここの所市からペットボトルが買えず、
倒産寸前の状況になっています。

国の特殊法人では、横浜市に
「日本の業者に売ってほしい。」と、交渉していますが
「市民の努力で回収したものを高く買い取ってもらった方が市民のためになる。」
と、言って話し合いがまとまりません。

中国の業者の社長は、全国の市町村に高く買い取る事をＰＲし、
「売りたい」という申し入れている市町村は1500件ほどあるそうです。

この社長が言うには、「ラベルをはがし、きれいに洗ってあるものは、
洗ってないものの2倍の値段で買い取る。」との事です。
私達もペットボトルを出す時は、ちょっとの手間で高く買い取ってもらいたいですね。
住民税のプラスにもなりますしね。

そして中国の業者は、回収したペットボトルを何に使うかというと
溶かして綿にしています。ぬいぐるみなどの詰め物に使うそうです。
石油から作るより、コストが半分でできるそうです。

これは良い事だと思い納得しました。


ｂｙ店長